2009年4月15日水曜日

2009年4月14日火曜日

高速道路と駅のエスカレータ

昨日のエントリであげた、二車線の高速で右側車線をゆっくり走る車が増えた話ですけれど、もしかしたら初心者ドライバーが「エスカレータモデル」で高速道路を理解しているのではないかと思いました。
ここでいうエスカレータとは、駅のプラットフォームで見られるもののことを指します。たいてい、二列で乗り、左側に乗った人は歩かずエスカレータが昇るに任せ、右側に乗る人たちは自分でも歩いて先を急ぎます。
さいきん高速に乗り始めた人は、高速道路をこのエスカレータのように考えているのではないか。つまり、
・左車線はゆっくりすすみたい人が走る車線
・右車線は急ぎたい人が走る車線
と考えていて、「自分は急いでいるのだから右車線に来て、制限速度の100km/hくらいで走っているんだ。そのどこが悪いんだ?」と。
おおまかにはエスカレータも高速道路も同じなんですけれど、決定的に違うのは、駅のエスカレータの場合、右と左の速度はそれぞれ一定ですが、高速道路はそうではないということです。エスカレータでは人が混んでいますから「追い抜き」が存在せず、右側の列も不可避的にみな同じスピードで進みます。しかし高速道路の場合、100km/hで走る人もいれば、110km/hで走りたい人もいる。さらに95km/hで走る車も居て、この5km/hの違いは運転しているとけっこう大きなものだったりします。
このように速度の違う集団がたくさんいる場合、エスカレータモデルではうまくいきません。エスカレータモデルでは速度が二種類しかないからです。
やはり、今のところは従来のモデル
・左車線は通常走行する車線
・右車線は追い抜くときに走る車線
を初心者ドライバーに意識してもらったほうが良いのではないでしょうか。「今のところ」と書いたのは、この先高速道路がもっと混んで、「駅のエスカレータ状態」が定常になるかもしれないからです。

そういえば関西ではエスカレータの左右が関東と逆と聞きました。関西の高速道路でもし「エスカレータ状態」が見られないとしたら、私の仮説が正しいということなのかもしれません。(笑)

2009年4月12日日曜日

危険運転



このところ高速道路を走っていると、いくつか気づくことがあります。
・二車線の時、追い越し車線を走る車の方が多くなった。
・三車線の道路で、いちばん左側の車線から追い抜きをかける車がある。

数年前と比べてこういう傾向が顕著になってきていて、とくに週末に増えた気がします。
たんにルールを知らない人が増えた(あるいは図々しい人が増えた)のかと思っていましたが、おかしな走行をしている人の顔を横目で見ると、むしろまじめそうな人だったりびくびくして走っている人が多い気がします。つまりスキルの足りない人が増えただけなのかなと。

そんなことを書いている私は今現在(4/12 22:00)、豊田のサービスエリアにいて、この先の東名は浜松と焼津に二カ所の事故渋滞が待っています。東京まで380分!
料金が1000円になった高速道路は相当に危険な場所のようです。

2009年4月1日水曜日