スーパーマリオのアドリブをしていたら、
黄色いバナナのようなトランペットになってしまった。
私にもだれかが肩越しにささやくのは、もう日が短いからであり、
繰り返しを軽んじた最後の秋がスぎるからだ
空気の部屋はそんな声も斜めに通過していき、
天井を目透き板にしてしまう
すみっこの四本足はその上に何も支えていない錯覚のせいで、
私のあばら骨のかゆみを止めてくれる
「それだけは幸いである」
でもさ、やっぱりバナナのトランペットはいい音がしないよ。
せめて鏡の中だけでも横幅いっぱいに響かせたいよ。
「それだけは幸いである」
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